2025/06/16 14:08
■近頃、気になる認知症

■65歳以上の5人に1人が認知症
2025年には、65歳以上の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になる推計され、700万人と言われています。軽度を含めるとその数1000万人の時代という話もあるのです。私を含めて、まさに当事者で他人ごとではないですね。100歳以上の人が9,5万人(2024年9月時点)になったそうです。 1971年は339人というから、いかに長寿社会になったかということになりますね。 100歳で元気な人もいれば、60代で寝たきりの人もいます。寿命は延びても寝たきりや認知症では自分だけでなく家族や周りの負担が大きく関わってきます。健康寿命を延ばすことを生活習慣に取り入れることが不可欠の時代ですね。
■パワフルな人達の共通していることは
そこで、100歳でもパワフルな人達の生活習慣に今、注目が集まっています。共通していることは
①正しい食生活 ②適度な運動 ③前向きな考え方
いろいろな情報があるので、何か本当か分からなくなることも多いけれど、自分のできることから始めてみることだと思います。また、①②③は連携しています。バランスの取れた食生活をしていると身体が良くなるので、自然と身体が動くようになります。身体が動けば心も動くようになる、というもの。逆に食生活が乱れると身体の調子が悪くなって、動きが鈍くなってくると、マイナーなことばかりに心が向いてしまう。
■自分の意思で動くことが大事
何でも良いから自分のやりたいこと、生きがいを持ち、それも自分の意思で動くことが大事なのだと思う。私は「人にどう思われるか?」より「自分がどう思うか?」の方を優先してきました。時には不親切、利己的に見られることもあったかもしれないのですが…。また、人から言われてもやりたくないことはやらない。やらなければならないことは人から言われたのではなく、自分の意思でやるので、例え失敗し、うまくできなくても人のせいではなく、自分の責任なのでストレスにならないのです。また、人に誤解され、悪く思われても、自分の中の良心に偽りがなければ、心が揺れることがないと思っています。長く生きているといろいろなことがありますが、私なりの処世術です。
■生きがいのある生活をすることで予防
テーマの認知症から少しずれてしまった感がありますね。ただ、認知症は生活習慣病とのかかわりも分かってきているようです。 50代頃からはこれまで以上に健康に良い生活習慣を心掛け、病気にならないように注意する。これが認知症を防ぐ最大の決め手だそうです。認知症は早期発見で進行を抑える治療の開発も進んできたようです。生きがいのある生活をすることで予防をして、高齢と共に避けがたい病気の発症を遅らせ、早期発見、早期治療もできるので、自分らしく心豊かに楽しんで生きてゆきましょう。
