2025/06/17 17:04

■「頑張らない」自分らしく生きる!


■生き方の上手になる方法とは?

前回、ストレスを取り上げました。主にストレスが身体や心に負荷がかかって、生きにくい状態に陥ってしまうことと、そのための対処法でした。今回はもう少し楽に、ストレスを回避していくことをテーマに、聖路加病院の日野原先生ではありませんが、「生き方の上手になる方法」を見つけようと思います。

 

■自分が源

その一つが頑張らないこと。えー?と思われた方が多いのではないかと思います。「頑張ります」、「頑張ってね」それが日常的に、たくさん使ってきた言葉だったからです。自分や人を励ますつもりで言った言葉が知らずしらず、ストレスになっていたかもしれません。学問や目標達成のため、子育て中の方、教育関係や仕事や趣味の師弟関係など「頑張ります」「頑張ってね」は大事な言葉です。その言葉が活きるか、ストレスになるかは頑張る人が、それを本当にやりたいことなのか、それとも仕方なく、無理にやらねばならないことなのかによると思います。ストレスのほとんどは頭(考える・知性)、心(感じる・本能)の葛藤から生まれます。

 

「頑張らない」とは自分や人にやりたくないこと、不自然なことを押し付けない。自分の意志からやることはどんなに大変なことでも人は頑張るのです。自分のやりたいこと、好きなことを見つけると、きっと変わるでしょう。また、家族や周りの人のやりたいことを応援しましょう。子どもや若い人は視野を広げて、好きなことを見つける機会をたくさん持って欲しいですね。

 

■「好きになる」工夫とは?

ただ、そうは言っても好きなことだけやっていられない状況下で皆さん生きているのも現実です。好きではないけれどやらなければならないこともたくさんあります。その場合は「好きになる」工夫をする。例えば毎日の食事作り、家事は主婦にとっては生涯続く根気のいる仕事です。それを嫌々やるか、楽しんでやるかで、人生は変わります。どうせやらなくてはならないことなら、楽しんでやる方が良いと思いませんか?人のために役に立つこと、人に喜んでもらうことができる喜びを持つことだと思います。今はネット社会で、自分で作った料理のレシピをインターネットで発表している主婦の方もいますよね。

 

何かを一生懸命にやっていると、きっと次の道が開けてくると思います。不自然な状況や不快な感情を引きずったままの頑張りは長続きしません。我慢癖がついている人は不快を→快スイッチに切り替えましょう。

■その方法は…

①今の状況を受け入れて、感謝する。

②自分の好きなこと、やりたいことを 自分の心に聞いてみる。

③できる目標を立てて、行動する喜びを持つ。

 

私も後期高齢者の仲間入りをしました。今まで生きてこられたことを感謝して、残された日々を楽しみながら生きていきたいと思っています。