2025/06/19 14:08
■健康にいい油とは?

■植物性油と動物性油
植物性油と動物性油。あなたはどちらが健康にいいか?と聞かれたら植物性油と答えるでしょう。
通常サラダ油をお使いの方が多いと思いますが、サラダ油にはリノール酸という脂肪酸が豊富に含まれ、体内で代謝されるとアラキドン酸になります。もちろんアラキドン酸は人体に必要な成分ですが、現代人は過度にとり過ぎの傾向にあります。摂りすぎると体内で免疫細胞が働きにくくなり、炎症をおこし、肝炎、腎炎、関節炎、動脈硬化などを引き起こす原因になります。食用油は、1日あたリ大さじ2杯までが推奨、の目安です。
■トランス脂肪酸は絶対に避けたい油
トランス脂肪酸は絶対に避けたい油です。人工的に作られたもので、体内に入ると脂肪膜の変形などの原因になり、発がん性も指摘されています。海外では規制強化されているのですが、我が国では規制もなく、表示義務もないのです。マーガリン、プロセスチーズ、食パンや菓子パン、お菓子などに含まれているので注意が必要です。ファーストフードのフレンチフライ、フライドチキン、ドーナッツ、お惣菜のコロッケやフライなども同様です。
■高濃度のトランス脂肪酸が含まれている原材料
原材料表示に「マーガリン」、「ファットスプレッド」、「ショートニング」、「植物油脂」、「植物性油脂」と書かれているものには、高濃度のトランス脂肪酸が含まれている可能性も否定できません。控えた方が無難です。
毎日の生活に必要な油、気をつけてとるようにしましょう。
