2025/06/20 12:13
シミは肝斑とも呼ばれ、ほほ、目の周囲、口の周囲、ひたいなどに左右対袮にでるのが特徴です。年齢とともに明瞭な黒褐色の色素が沈着し、夏に増悪する傾向にあります。一般には、日光、女性ホルモンなどと関係があるといわれています。
一方、ソバカスは、顔、肩、背中などにできる小さな色素斑で、遺伝性があり、消え去ることはありません。シミは後天的なものですので、原因を取り除き、治療すれば消し去ることも可能です。シミをつくる引き金になるのは、まず、日光などの紫外線です。適度の日焼けは、皮膚の抵抗力を高め、風邪などをひきにくくするといったプラス面もありますが、顔に浴びることはマイナスしかありません。日焼けを避けるということがシミに対抗するポイントです。
シミは、男性より女性に多いのですが、メラニン生成の細胞を刺激することで引き起こされます。また、ストレスや過労によっても下垂体からのメラニン色素細胞ホルモンの分泌を促し、シミの原因になります。睡眠不足の翌日にシミが日立つのは、梢神的ストレスと皮膚の毛細血管の貧血が重なり合って起こるのです。

■シミはどのようにしてできるの?
お肌の表皮のもっとも下の基底屑にある、メラノサイト(メラニン生成細胞)では通常でも一定のメラニン色素を生成しています。お肌が外出等で紫外線を過剰に浴びますと、細胞が活発に働き、このメラニン色素量を増大させます。健康なお肌であれば、このメラニン色素は新陳代謝とともに、皮膚の表面に押し上げられ、角質(ケラチン)となってはがれ落ちていきますが、新陳代謝が順調に行われないと、色素が黒いまま残されてしまうのです。これがシミやソパカスとなるのです。ひとつの細胞が生成され、角質としてはがれ落ちるまでのサイクルは、成人女性になりますと約4週間もかかり、年とともにさらに長くなるといわれています。

■良賈の天然成分で集中ケアを
さて、その生成されてしまったシミやソバカスを瞬時に消してしまうことができる化桃品は現在のところありません。お肌に負担をかけない天然成分の良質なアプリシャルシリーズで新陳代謝を積極的に促し、トータルケアすることが大切になります。お客様から「シミがうすくなった」という反響をたくさんいただいておりますが、中には「シミが濃くなったような気がする」という声も聞かれます。それは周りのお肌が白くなったので、シミやソバカス部分が強調され目立ってしまうのです。これは一時的なもので徐々に全体的になじみ、目立たなくなってきます。気になるところに集中的にアプリシャルピュアオイルをたっぷり使用してください。
■皮膚の老化であるシワ。小ジワのうちに予防しましょう。
シワには、おおまかにいって大ジワ、小ジワ、ちりめんジワなどがあり、小鼻から口角にかけてできるシワ、ひたい、首、目尻、眉間など、はっきり形を残すのが大ジワです。目の回りや口のまわりに年齢とともにふえてくるのが小ジワ、ちりめんジワは身体に異常があったりしてできるもので健康になれば自然に消えますが、そのほかのシワは弾力性の衰えた皮膚にできた、たるみやひだであり老化のしるしです。
■日焼けしたら、まず水分の補給を
シワの防止もシミと同様、紫外線による過度の日焼けに気をつけること、乾燥が大敵なので、乾燥した外気、冷暖房に素肌をさらさないことです。肌を清潔にして化粧水で充分水分を補うことが大切です。さらに過労や睡眠不足やタンパク質が不足しないよう心掛けましょう。
シワができても、小ジワのうちなら手当次第で消える場合もあります。手当もほとんど予防と同じですが、皮膚が水分を保てるようにし、睡眠を充分にとることを心掛ければ小ジワは次第に消えていくでしょう。
シミの予防としてはとにかく紫外線を浴びないこと。日焼けしてしまったと感じたら、肌に水分を補給することが大切です。ソバカスは先天的なものと述べましたが直射日光にあたることで。色が濃くなったり増えたりすることはあります。シミ同様に紫外線から皮膚を守ることが重要です。
■お肌を外界から守る角質層
角質屑は表皮の一番外側で、20層ほどの角質細胞が重なり合ってできています。角質層の水分は15%~25%の状態が最も良いとされ、10%以下になるとみずみずしさが失われ、お肌はヵサカサになってしまいます。水分に加え5~7%の皮脂がお肌に潤いを与えてくれます。角質層の表面は占い角質(アカ)が剥がれていくため、細胞間には隙問がありますが、皮脂膜の油分がこれにぴったりくっつけ余分な角質が剥がれるのを防いで皮膚の表面をなめらかに保っているのです。この皮脂の分泌は男性より女性の方が少なく、また年齢とともに減少していきます。
■良質の油分の補給で弱酸性に肌を保つ
そのため、角質屑の外側より良質の油分を補うことが重要となっているわけです。そして皮脂も汗も微酸性のため、お肌を健康に保つためには弱酸性に保つことが大切です。弱酸性のお肌は、細菌の活性化をさまたげ、皮膚のさまざまなトラブルを防止するのです。
■ジミやクスミをつくらないためには
・クレンジングや洗顔をきちんと行い、肌に汚れを残さないようにしましょう。
・老化角質を除去して、メラニン生成を抑え、水分を保持しましょう。
・マッサージで皮膚の活性化を促しましょう。
・油脂を補い、紫外線から素肌をカバーしましょう。
■洗顔だけで今までよりずっときれいになれる
スキンケアの基本中の基本は洗顔です。「老化というのは。目から下の皮膚に現れやすく、たるみが起こって顏の輪郭まで崩れてしまうのです。ですから洗顔は必ず下から上へ。中心から外側へ広げるように行います。これだけでもシワやたるみは防げます」と専門家は指摘しています。
また、加齢とともに洗顔後の肌が弱酸性に戻るのが遅くなり、つっぱり感や乾燥によるシワをひきおこします。理想的な洗顔料は、皮脂を取り過ぎず、しかも潤い感を残し、しっかり汚れを落とすものが望まれます。アプリシャルクリーンはそんなコンセプトから誕生しました。
■加齢現象(エイジング)
年齢とともに肌が衰えてくるのは自然の営みだからといって、簡単にあきらめて放っておくと、潤いやハリを失い、肌荒れや小じわなどが徐々に進行してしまいます。
・皮脂分泌量は、20歳をピークに25歳を過ぎる頃から減少していきます。
・NMF (Natural Moisturizing Facto:;角質層で水分を蓄える働きをする自然保湿因子)の分泌量は、加齢とともに徐々に低下していきます。
・弾力性の低下、表皮が薄くなる、水分量や皮下組織や新陳代謝が衰える。これらはすべて皮膚の加齢現象(エイジング)が始まっているからなのです。
・紫外線は皮膚にシミやソバカスなどの色素沈着を起こしたり、乾燥させてシワを増やしたりしますから、むやみに日焼けをするのは考えものです。
・肌にハリと弾力性を持たせるエラスチンの成育は25~30歳を境に急速に低下していきます。
・肌の水分保持に重要な働きをしている皮脂分泌も加齢とともに低下します。
■紫外線ってこわい
降り注ぐ太陽の覓の中で。紫外線は水や空気とともに生物の存在には不可欠なものですが、その強力なエネルギーは物質に大きな変化や障害をも与えています。波長によって3つに分けられます。
①紫外線;生物に最も害があります。通常はオゾン層で遮られているのですがその破壊が拡人して問題になっています。
②B紫外線;皮膚に急性の炎症と火膓を起こします。海や山で焼けるのはこの紫外線です。
③A紫外線;生活紫外線とも呼ばれ、ガラス越しでも真皮まで浸透してシミやシワの原閃になります。
