2025/06/20 14:04

■老けないためのヒント<食事編>

 

■老化のメカニズムは

平均寿命が伸びて長生き出来ても老人にはなりたくないと思いませんか?歳と共に老いていくことは避けることは出来ませんが、老化のメカニズムが徐々に明らかとなって、少しは遅らせることが出来るようです。人間の体を構成するタンパク質と糖が結合した老化物質、AGE(終末糖化産物質)を体にため込まない努力をすれば、老いのスピードを緩やかなものに変えることが出来るようです。『AGE』とはタンパク質についたコゲ、砂糖を焦がしたカラメルのイメージですね。タンパク質が表面にくっつくことで出来、元に戻る事が出来ない最終的な生成物、それが『AGE』です。血糖値が高い状態だと『AGE』はすっと作られ続けます。そして夕ンパク質で構成されている全ての人体に悪影響を与えます。それは日常生活から感じ取れます。髪のつやがなく、傷みやすくなる、身長が縮んだ、骨折しやすくなる等になります。

 

■糖化とは?

タンパク質に糖がつくことを『糖化』と呼びます。ホットケーキのこんがり焼いた表面のようなものです。体の中に『AGE』が蓄積していき、活性酸素とのタッグによって老化の危険度はさらにアップします。食品を買う時は成分表示を確認するようにしましょう。清涼飲料水、お菓子などに使われている、トウモロコシから作られる「フルコースコーンシロップ」は『AGE』を作るので要注意です。それで作られている、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液、高果糖液糖の人工甘味料が記載されている食品は買わないことです。

 

AGEを減らす調理方法

調理法にも気をつけましょう。「茹でる」→ 「焼く」 → 「揚げる」。『AGE値』は高温料理で上昇します。蒸し鶏を基準にすると焼き鳥6倍、唐揚げ10倍になります!卵料理はゆで卵 → オムレツ → 目玉焼きと上昇します。生野菜、刺身には『AGE』が含まれていません。野菜は「生」、「蒸す」、「茹でる」がお勧めです。そして30回から50回は咀嚼して、ゆっくり楽しんでの食事が波動をあげ、若さを呼び込みますよ!食後はウォーキング等の軽い運動かおすすめです!

 

■まとめ

・急激に血糖値が上がるような食材に気をつける。

・焦げたものや、高温で調理されたものをなるべく食べない。

・夕食の時間は、就寝まで、2~3時間は空ける。

・急激に血糖値を上げる食べ方をしない。野菜や海藻、たんぱく質等を食べてから、最後に炭水化物を摂ること。

・ゆっくりと良く噛んで食べること(3050回)。最後に炭水化物を摂る。

・血糖値が上がった状態が続かないようにする。間食、甘いジュース、炭酸飲料水は量を減らす。

・楽しみながら食事をする。やむなく個食の時は、一輪の花とゆったりとした音楽を聴きながら…とか。