2025/06/21 11:21
■人生100年時代に一番大事なものは食べる投資!①

■血圧・コレステロール・血糖と食事との関係
「高血圧」、「心臓疾患」、「糖尿病」は栄養の偏りによって起こりやすいと言われています。目安になる「血圧の数値」「コレステロール値」「血糖値」は基準値を超えないよう注意喚起され、少しでも上回ると薬を服用し、下げるよう指導されます。しかし、基準値の常識は古い健康情報なのです。医療関係者までもが古い認識のまま、患者に生活指導をしているケースもあるのが現状です。
●血圧は健康状態を保つため重要
血圧とは全身へくまなく血液を送り、その機能と健康状態を保つための重要な働きをします。薬を服用することで、血圧を下げ過ぎてしまうと、脳内の血流を低下させ、認知症に繋がることになりかねません。薬で下げるのではなく、食生活で血圧を上げる、原因の塩分とり過ぎを日頃から気を付ける習慣をつけましょう。塩分摂取が増えてしまう代表は焼肉です。塩分と動物性脂肪との食べ合わせは動脈硬化の進行と高血圧の原因となるそうです。次に寿司も塩分のとり過ぎる傾向があるので、高血圧を防ぐ緑黄野菜をたっぷり摂りましょう。また、外食やインスタント食品を食べるとリンの摂取量がふえ、高血圧の原因となることがあるので要注意。青魚に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)には、血液の流れを良くする働きがあるので、積極的に食べましょう。
●コレステロール値はむやみに下げない。
コレステロールには、そもそも善も悪もありません。コレステロール自体は体の細胞を作る働きやホルモン、ビタミンBなどの原料となる働き等、極めて重要な役割があります。LDLとHDLはコレステロールと中性脂肪を運ぶ、たんぱく質で出来た運搬トラックのようなものです。LDLは肝臓から抹消の細胞ヘコレステロールを運ぶ役割をします。
HDLは抹消の細胞からコレステロールを肝臓へ戻す働きをします。食生活が乱れるとLDLが増え、食生活を改善するとHDLが増える仕組みがあります。LDLが悪玉コレステロールと言われるのは心筋梗塞など血管が詰まる病気になりやすいと言われてきたからです。しかし最近の医学では「高LDL=心筋梗塞」ではなく、「高LDL十炎症=心筋梗塞」という事実が解明され、LDLが高いからと言ってすぐに医薬品を服用するのではなく、炎症を起こさない生活を心掛けることが重要。まず食生活や運動習慣など、生活習慣の見直しをしましょう。LDLを高くする原因である糖質や動物性脂肪のとり過ぎにも注意です。
■今回の投資になる食事
週の半分は魚を食べましょう!青魚がおすすめです。
