2025/06/21 13:30

■人生100年時代に一番大事なものは食べる投資!

■食べる投資の実践編

前回までは、食事がなぜ人生最大の自己投資になるかの内容をお伝えしました。今回は実践編、世界最高の食事術をお伝えします。毎日の習慣にして健康寿命を延ばしましょう。

 

食事はみんなで楽しんで食べるのが理想なのですが、やむを得ず孤食になったり、時間に追われて慌ただしく済ませたり、テレビやスマホを見ながらの「ながら食べ」も要注意で、「丁寧に」を意識すると良いようです。食事の際は香りをかいで、味を楽しみ、口の入るまでの過程における、多くの方々の努力と食物への感謝をします。また、体の中でどのような働きをするかに思いを巡らせる丁寧な選択が、全ての食事に行き渡れば食事は大きく変わることでしょう。

 

■投資1:毎日1パックの納豆を食べる

納豆の効果は

①感染予防 ②骨を丈夫に ③動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の予防

④炎症予防、アンチエイジング予脈硬化

納豆は比較的低カロリーで、たんぱく質や食物繊維を含み、その他の栄養素も豊富なことから、ダイエット効果が期待できます。 腸内環境の改善効果も含め、便秘解消に役立つこともダイエットに有用な理由のひとつです。 食物繊維により食後の満腹感も得やすいため、食べ過ぎ防止にも効果的です。短期的には感染予防、長期的には生活習慣予防につながるリターンの大きな食べる投資です。

 

■投資2:食物繊維でメンタルを強くする

腸内細菌を整えるための第2の食べる投資としては、食物繊維が鍵になります。近年では、メンタルヘルスにも関わっていることが分かってきました。腸は第2の脳とも言われ、 「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」はその8095%が腸内細菌によって作られます。食物繊維が腸内細菌を整えることで、様々なビタミンを作り出します。

食物繊維を多く含む葉物野菜や海藻類、きのこ類のどれかが毎食入ると理想です。

 

■投資3:タンパク質を考える~魚の効用~

タンパク質は肉、魚、卵、豆などからバランスよく取ることが大切です。体内の炎症を抑える食べ物の一番はEPA魚の油です。週の半分は魚がお勧めです。また、青魚や鮭にはビタミンDが取れます。ビタミンDの働きはホルモンと同様で、化学構造は「ステロイドホルモン」に似ていて、体内の炎症を抑える働きをします。

 

■投資4:「1日4色」の野菜で炎症を防ぐ

野菜は一日4色以上を食べる。{赤、黄、橙、緑、紫、黒、白」の7色には、それぞれ独特の香りや苦みがあります。それはファイトケミカル(植物が持っている化学成分)という科学物質の特徴です。一日4色の野菜を組み合わせて食べていくことで、いくつもの抗酸化物質が力を出し合い、その効果を最大限に発揮してくれます。