2025/06/24 14:43
■今は100歳時代、年齢で限界を決めないで!

■今でしょ!
90歳のおぱあちゃんが60歳の頃にバイオリンを習おうと思ったけど、「今さら新しいことに挑戦するのって……」と諦めてしまい、「でもあの時始めていれば30年も生きた」と後悔した話を聞いたことがあります。どんなことでも遅いことはなく、「やりたい」と思った「いま」が自分にとって一番若い瞬間なんだね。
これは私が今、参加しているコミュニティのグループラインに送られてきた一文です。何となく、心に残り考えさせられた。人は未来が分からないので、見えるもので判断しています。
70、80歳の先人を見て自分を想像する。腰が曲がっている人、介護受けている人をみて自分もそうなるのだろうと思ってしまう。将来がないのに新しいことをしてもどうかと思うのも無理からぬところです。ところが90歳になって「今、まだ元気じゃない!あの時、やりたかったバイオリンをやっていたら今頃バイオリンを楽しんで弾いている自分がいたと思う。」と後悔したという話なのです。戦後は生きるだけで大変な時代でした。そんな中でも鉄腕アトムの作者の手塚治虫氏のように未来を観た人は自分が決めた未来が向こうからやってくることを知っています。鉄腕アトムの漫画はあの頃は夢の夢の話だと思っていたが、今は大方実現しています。
■目標設定
以前この欄に書いた「未来←現在←過去」or「未来→現在→過去」どちらの生き方をしているかで、人生は変わります。分かりやすいのは今世界的に注目されている大谷翔平さん!彼は野球を始めた頃から夢をもち、高校生の時に「世界一の選手になる。」と決めて色紙書いている。もし、野球が好きだから、一生懸命練習すればもしかして甲子園に行けるかもしれない。頑張っていればプロになれるかしれないと思っていたら、甲子園へも行けず、プロにもおそらくなれない。そういう人は野球だけでなく沢山います。大谷翔平さんは揺るがない明確な目標設定あり、そのための並外れた努力があり、それを楽しんだのだと思います。「未来→現在一過去」私たちは分からない未来へ行くのではなく、明確な未来が少しずつ近くなって過去に行く。という発想に切り替えた時、毎日に希望が持て、楽しく生きられるのかもしれません。その未来は自分が決めているのですから。だから今の自分は思った通りか、あるいは人任せで、何も考えていなかった結果であり、人のせいではないのです。気が付いたのは今なら、これからでも良いじゃないですか!60歳の人だったら、後30年あります?80歳の人は今嬉しいことに100歳時代になっていますから後20年ありますよ。
■医療も進歩
今、医療も一大転換期を迎えています。
20世紀の対処療法の西洋医学から21世紀は物理学分野になり、再生医療、光療法の時代に突入します。常識がかわる転換期に来ています。私たちが見えているものはたったの5%と言われています。95%は見えない世界です。過去の常識にとらわれず、しなやかに生きましょう。「寝たきりになるかもしれない、認知症になるかもしれない、介護生活は?」とばかり考えていると、そういう現実がやってくるかもしれません。100歳でも元気な姿をイメージして前向きに生きれば、そうした未来がその方に来る確率は高いと思います。「元気になるためには?楽しく生きるためには?」という意識で行動が変わってくるからです。やりたいことは何ですか? 歳だから? 家族が反対するから? 人からどう思われるか? また、そういうことに拘っている自分自身が原因かもしれません。人として、そして日本人として生まれてきたことに感謝して、一度限りの人生を楽しみましょう!
