2025/06/25 12:13

■認知症発症リスクを低くしましょう。

3回にわたってお届けしてきたボケ予防特集、お役に立ちましたでしょうか?予防は健康な日常を送ることです。食事、運動、睡眠、心の安定で毎日を快適に過ごすことが認知症発症リスクを低くなるとお伝えしました。

 

■血管から老化が始まる

今回は美と健康の要「血管」ついてお話しようと思います。人は血管から老化が始まります。人の体内では年齢に加えて不規則な生活から次第に血管の老化が始まっていきます。血管が硬くなり、血液が滞って脳卒中、心筋梗塞など様々な症状を招きます。しかも、自覚症状がなく進行し、死に至る確率も高いのです。血管で「健康寿命」が決まると言われているので、今、健康だと思っている方もボケないで100歳時代を生きるために血管を若返らせましょう。嬉しいことに血管には回復機能が備わっているのです。血管の若返りの決めては酸化窒素「NO」血管内皮細胞から分泌されます。

 

■酸化窒素「NO」の4つの働き

1.血管を拡張し、血流を良くする。

2.血圧を安定させる。

3.傷ついた血管を修復する。

4.動脈硬化を防ぐ。

 

この血管を若返らせる一酸化窒素をたくさん分泌させる具体的方法をご紹介します。

①「NOウォーキング」で血管強化

筋肉を無理なくほぐしてくれるウォーキングがおすすめです。有酸素運動で酸素や栄養を消費すると体は心泊数を増やしてより多くの血液を全身に送り、この時筋肉から放出される「ブラジキニン」という物質が、血管内皮細胞を活性化させ、一酸化窒素の分泌を促します。

②ふくらはぎを意識的に動かす

血液は心臓から全身に送り出され、心臓に戻ってきます。ふくらはぎはポンプの役割で、下半身の血流を促し、筋肉を収縮させることが大切なのです。

③正しい入浴で一酸化窒素の分泌を促す

38度ほどのぬるめのお湯にみぞおちの下あたりまで10分から15分程度入浴します。つかりながら両足首を曲げ伸ばしすれば一酸化窒素の分泌もさらに倍増です。

④呼吸法でストレスをコントロール

血液循環と自律神経は密接に関係しています。ストレスを受けると交感神経が緊張し、血管が収縮して血圧が上がります。そこでおすすめなのが腹式呼吸です。ゆっくり深呼吸すると副交感神経が働き、心身ともリラックスします。血管が広がり、血流が増加し、一酸化窒素を分泌してくれます。

 

■血管力強化の究極のお手軽健康法

1分間の正座をします。ふくらはぎがシーンと来たら、そのまま足を伸ばし、足指をグーパーします。

10の効果

1.血圧が安定する。 

2.眠りの質が上がる。

3.冷えが改善する。 

.やせ体質になる。

5.肩や首のコリがやわらぐ。

6.疲れにくい身体になる。

7.肌が若々しくなる。

8.免疫力が高まる。

9.突然死を防ぐ。

10認知症を予防する。