2025/07/01 14:04

■生涯を健康的に美しく過ごすために


健康寿命が幸せの鍵

2023年に厚生省が発表した日本の平均寿命は、女性で87.14歳。男性も81.09歳と過去最高を更新しました。医療の進歩や環境により、今後も寿命は年々延びていくことでしょう。「健康寿命」という言葉を聞いたことはありますか?これは寿命の中でどれだけ「健康に生活できる期間があるか?」というものです。女性では75.38歳、男性では72.68歳といわれる健康寿命(統計は2023年)です。平均寿命通りに人生を過ごすとすれば、女性約12年、男性は約8年、最期の「健康ではない寿命の期間」となってしまいます。寝たきりや病気になれば家族に多大な負担もかかり、体調だけでなく心理的、金銭的にもきつい期間、長生きすることに否定的な意見も多いと言われています。最期の直前まで元気に生活できる「健康寿命」をのばしましょう!クオリティ・オブ・ライフを目指して!

 ※クオリティ・オブ・ライフ(QOLQuality of life)

人間らしく自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出すこと。

 

■毎日の生活習慣が大切

アメリカの医学者ブレスロー博士らが生活習慣は健康度と関連していることを発見しました。その後、日本でも調査研究が重ねられ、正しさが確かめられています。みなさんも健康のために「プレスは7つの生活習慣」を確認してみましょう。

 

■プレスは7つの生活習慣

①適正な睡眠をとる

睡眠不足は、まず肌の不調に出ます。それだけではなく高血圧や糖尿病、肥満と関係していることもわかっています。睡眠時間は7~8時間とるのが最適です。人眠時間については、生活リズムがしっかりしていれば、何時に寝ても良いそうです。人眠直後の深い眠りの時に、アンチエイジングに重要な成長ホルモンが分泌します。

 

②適正体重を維持する

肥満だけでなく、痩せ過ぎも不調の原因になります。肥満は生活習慣病の元になるだけでなく、腰痛、膝などの関節痛、睡眠時の無呼吸症候群などにも関係します。痩せ過ぎは、肌荒れ、脱毛、貧血、冷え性、さらに若い時の痩せ過ぎは骨粗鬆症にも影響します。

 

③喫煙をしない

たばこを吸うと血管が収縮し、血行が悪くなるだけでなく、ビタミンCも消費し、肌荒れやシミ、ソバカスといった肌のダメージに影響します。また、ヤニが歯に沈着したり、歯肉炎のおそれもあります。副流煙も気になるところです。

 

④過度の飲酒をしない

過度の飲酒は内臓脂肪の増加につながります。特に女性は、男性の半分の飲酒量で肝臓や膵臓に影響がでてくると言われています。

 

⑤毎日、朝食を食べる

朝食のエネルギーで1日スタートしましょう。エネルギーが空っぽでは、頭も体も動きません。元気な1日は朝食から始まります。決して抜いたりしないようにしましょう。

 

⑥間食をしない

ホッとした時に甘いものって食べたくなりますね。どうしても間食をしたい時には、食事で不足しがちなカルシウムや食物繊維がとれるように、ヨーグルトや果物がおすすめです。

 

⑦定期的に運動をする

筋力を鍛えましょう。全身持久力を維持するためにウォーキングなどの有酸素運動、体を支えるための筋力を鍛える筋トレ、柔軟性を高める簡単なストレッチも組み合わせると効果的です。これらの健康習慣は、どれも特別なことではなく、分かっているけど、なかなか実行できないことでもあります。継続が肝心です。心に留めて、毎日の生活をして行きましょう。あとプラスして、バランスのよい食事、ストレスをためない、オシャレや楽しい趣味を見つける。たまには美味しいものを食べ、エステや趣味などを楽しみ、笑顔で過ごせるといいですね。

 

■季節を先取りする。それが美肌の基本

秋の8・9月は、紫外線・気温・湿度はようやく減少し始めますが、肌は春から夏の紫外線ダメージが強く現れる時期、肌色は1年中で最も暗くなり、肌へのメラニン沈着が多く、角質肥厚が最も進んだ状態です。ケアのポイントは肌に沈着したメラニンの排泄を促進する美白ケアと角質肥厚を解消すること。紫外線予防を徹底し、美白効果が期待できるアプリシャルモイスチャーローションを多めに使い、ローションパックなども励行して、杏仁オイルのアプリシャルアルガーヌライトまたはアプリシャルピュアオイルでしっかり封をしてうるおいを保ちましょう。